ざるそばの波動
ざるそばはお好きですか?
今回はざるそばの物理です。
ざるそばや素麺・冷や麦・冷やしうどん などを食べるとき、箸で麺を取って自分のつけ汁につけますよね。
このとき、つけ汁の器が小さいと、長く伸びたそばや素麺の面の端が踊って踊って、器の中に入れにくかった・・・という経験は誰しもあるのではないでしょうか。
あー食べにくい!
はて、これはどこかで見たような?
物理的にはどうなんでしょうか?
弦の振動
そばの麺を弦としてみてみます。
固定端
弦の振動において、高校物理では固定端しか扱いません。
そして固定端は、必ず定常波の節になります。
自由端
弦の振動において自由端を扱わないのは、ギターの弦などを想像すると、自由端では弦を固定できそうもないからでしょう。
しかし、このそばの踊る様子は自由端的なのではないでしょうか。
つまり、自由端的な動きのため、そばの下端が定常波の腹の動きをして、プランプランと揺れるため、つけ汁の容器に入らないとうわけです。
夏、冷や麦やざるそばを食べる機会も多いですね。
そんなとき、固定端と自由端を思い出してください。
それにしても、ああ食べにくい・・・。
コメント